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■ポリフェノールの強さ茶のうま味成分は、アミノ酸「テアニン」の含量で決まる。この含量を増やすには、茶畑に覆いをする。古来、うまい茶の産地はモヤの発生する処が多く、宇治では宇治川に発生するモヤが覆いの代わりをしてきた。緑茶の成分は、このほかカフェインとかタンニンのような「ポリフェノール類」がある。お茶の種類によってこれらの成分の含量 が異なるが、活性酸素を抑制するはたらきはポリフェノールの含量と比例する。ポリフェノールとしては、エピガロカテキン、エピカテキン、エピガロカテキンガレート、エピカテキンガレートなどが知られている。このうちエピガロカテキンガレートが最もはたらきが強く、量 的にも約半分を占めている。 「フレンチパラドックス」というのがある。フランス人は脂っこい料理を食べているにも拘らず太らないのは、赤ワインを多飲するからで、赤ワインに含まれるポリフェノールの効果 だといわれる。 これまでお茶はお湯で抽出して飲んできたが、これではポリフェノール類が十分抽出されず、茶かすのほうに残ってしまう。そこで、最近は、茶の葉を全部食べるように佃煮などが作られるようになったが、同じ意味で葉っぱ全体を粉にして飲む抹茶が注目される。 お茶関係の人々が長寿なのもそれを裏付ける。「MAIKONOCHA」は抹茶をまるごとカプセルにしたもので、外出時にも携帯できて、お茶の成分を楽しむことができる。 |
![]() 日本農芸化学会副会長 京都大学名誉教授 木村 光 氏 (きむら あきら) |
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